【ACT16日】 オーストラリア有数の診療所ネットワークであるパートナード・ヘルスがサイバー攻撃を受け、患者の機密医療情報が流出した可能性があることが明らかになった。同社によると、6月23日に不正アクセスを検知し、ネットワーク内の一部クリニックから個人情報や医療記録が盗まれたことを確認したという。
現在、警察やオーストラリア・サイバーセキュリティセンター、専門のサイバーセキュリティ機関と連携し、被害の全容解明を進めている。影響を受けた患者の一部にはすでに連絡が行われた。流出した可能性のある情報には、氏名、連絡先、住所、メディケア情報、民間医療保険の詳細に加え、診察記録、紹介状、病理検査結果など極めて機微な医療データが含まれる。
影響が疑われるのは、メルボルン、シドニー、キャンベラ、ゴールドコースト、サンシャインコースト、コフスハーバーなどにある複数のクリニックで、少なくとも16施設が対象とされている。さらにWA州を含む5施設についても調査が続いている。
同社は被害拡大を防ぐため、NSW州最高裁判所から仮差止命令を取得し、盗まれたデータの使用や公開を禁止する措置を講じた。また、患者に対し、流出した可能性のある個人情報を悪用した詐欺(メール・SMS・電話)に警戒するよう呼びかけている。さらに、サービス・オーストラリアとも連携し、メディケア情報が影響を受けた可能性のある人に対する監視体制の強化を進めている。
ソース:news.com.au – Partnered Health cyber attack exposes patient medical records across clinic network
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