【ACT16日】 16日深夜、ニュージーランド南島で強い地震が発生し、人気の観光地域一帯で住宅が揺れ、一時は津波警報も発令された。当初マグニチュード6.3と報告されたが、その後5.9に下方修正された。
地震は16日午後9時14分、テアナウの北約40km、深さ53kmで発生し、約2万人が揺れを感じたと報告している。揺れはオタゴ、サウスランド、カンタベリーを含む南島の広い範囲で観測され、各地の住民は長く不安を感じる揺れだったと語っている。
ワナカではフェイスブックの利用者が「非常に強い揺れだった」と投稿し、アレクサンドラでは「非常に大きな地鳴りの後、しっかりとした揺れがあった」との報告があった。クロムウェルの住民は「家がかなり長い間揺れていた」と述べ、余震も感じたとしている。またさらに南のリバーズデールでは、揺れが「20〜30秒ほど続いた」と語る人もいた。
地震直後、国家緊急事態管理庁(NEMA)は津波警報を発令したが、その後マグニチュードの修正を受けて、沿岸の浸水ではなく危険な海況に注意を促す「津波活動に関する注意情報」へと引き下げた。当局は「危険な潮流や予測不能なうねりが沿岸付近で発生する可能性がある」として、人々に海岸や水辺に近づかないよう呼びかけた。
その後、地震発生から最初の2時間で「津波の兆候は確認されなかった」として、この注意情報も解除された。サウスランド緊急管理局は津波の危険はないとしつつも、沿岸部では引き続き注意するよう呼びかけた。「もし揺れを感じて『これは長くて強い地震だ、避難しよう』と思ったなら、それは正しい行動だ。今後数日間、特にミルフォードや沿岸部では強く異常な潮流が発生する可能性がある」と同局はオンラインで発信した。
サウスランド、インバーカーギル、ゴア地域では引き続き警戒態勢が維持されている。当局は地震後、数時間以内に地域のインフラ点検にも着手した。
クイーンズタウン・レイクス地区議会は、エディス・キャベル橋について、安全確認のため金曜早朝に技術者による点検を行うとして予防的に通行止めとし、午前8時30分までに最新情報を出す予定だと発表した。またクラウン・レンジを通行するドライバーには、道路上の落石やがれきの可能性に注意するよう呼びかけられている。
ソース:news.com.au – Powerful 5.9 earthquake strikes near Te Anau in New Zealand