政治

マールズ副首相、移民政策演説延期はバーク単独判断と強調

【ACT7日】   リチャード・マールズ副首相は、移民政策に関する重要演説の延期について、トニー・バーク内務相が単独で決定したと主張し、別の見方を示す報道を否定した。

マールズ氏は、より厳格な移民ルールを発表する予定だったバーク氏の主要演説の延期について、自身が主導した高官レベルの「計画」により見送りになったとの報道がある中で、このように述べた。バーク氏は6日、ナショナル・プレスクラブで講演する予定だったが、開催の2日前に理由の説明なくキャンセルされた。同氏の広報担当者は、「演説内容の一部が最終化されていなかった」とし、「プレスクラブと新たな日程を調整中」と説明している。

マールズ氏は7日、「閣議の議論には立ち入らない」としつつ、陰謀的な動きはなかったと強調し、今回の延期は「珍しいことではない」と述べた。また、家族ビザの規制強化やバックパッカー数の上限設定、亡命希望者の就労権や不服申し立ての制限強化といった提案内容について、「不満を持つ者はいない」と否定した。「これは複雑な政策だが、重要な進展が見られている分野でもある」と述べた。さらに、パンデミック後に高水準の移民流入を引き継いだとし、「純移民数を45%削減した」と説明した。

今回の変更は、バーク氏が先月ひそかにビザ処理の優先順位を見直した後に続くものとなるはずだった。7月25日に公表なしで実施されたこの変更では、国内にすでに滞在している技能労働者を海外からの申請者より優先する方針が導入された。具体的には、法執行機関や防衛産業で働く国内申請者が最優先とされる一方、医療、教育、建設分野以外の海外申請者は最も低い優先順位に置かれた。

この見直しは、16か月間のうち12か月以上滞在する人の純海外移民数を抑制することを目的としている。こうした移民数削減の動きは、住宅不足や公共サービス、インフラへの負担を理由に入国者数の抑制を求める野党連合やワン・ネーションからの圧力が背景にある。また、世論調査でも、移民数が多すぎると考えるオーストラリア人が増加していることが示されている。

ソース:news.com.au – Richard Marles insists migration speech delay Tony Burke’s call despite plot murmurs

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