【NSW11日】 シドニー市は、総事業費1億5,000万豪ドルを投じる新たな公共広場「タウンホール・スクエア」の完成イメージを公開した。市中心部(CBD)の中心にヨーロッパの広場のような開放的な空間を整備し、観光振興につなげることを目指している。
新しい広場はシドニー市庁舎の向かい側に整備される予定で、公開されたデザインでは、曲線を描く広場を約30本のオーストラリア固有種の樹木が囲む設計となっている。広さは4,500平方メートルを超え、来訪者がくつろげるよう、テーブルや椅子も設置される計画だ。シドニー市はこの事業に1億5,000万豪ドルを投資することを決定しており、2028年に既存施設の解体工事を開始し、2031年の完成を予定している。
観光・交通業界団体「観光・交通フォーラム」の最高経営責任者(CEO)、マーギー・オズモンド氏は、この広場の恩恵はCBDだけにとどまらないと期待を示した。また、「この地域には毎日何千人もの人々が行き交っている。これまでは単なる通過地点だったが、人々が待ち合わせをし、食事を楽しみ、イベントを祝い、シドニーを体験したいと思う目的地へと変えることができる」と説明した。
さらに、「この整備によって周辺地域への投資もさらに呼び込み、CBD全体の活性化につながる。シドニーはオーストラリアの玄関口であり、この街で起きることは国全体の観光産業に大きな影響を与える。シドニーでの体験が向上すれば、海外からの旅行者にオーストラリア全体を訪れる魅力を伝えることにもつながる」と語った。
新しい広場は、大規模イベントの開催場所としても活用される見込みだ。オズモンド氏は、「マーケットやフェスティバル、コンサート、スポーツイベントのパブリックビューイング、文化イベントなどを開催することで、この場所はシドニーで最も魅力的なスポットの一つになる可能性がある」と述べた。そのうえで、「世界の観光地との競争が激しくなる中、シドニーが世界有数の観光都市と肩を並べる魅力的な体験づくりに投資していることは非常に歓迎すべきことだ」と評価した。
ソース:news.com.au – City of Sydney unveils plans for new $150m Town Hall Square