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退職した警察官の復職で人員不足解消へ VIC

【VIC16日】   犯罪件数が急増する中、VIC州政府は、退職した警察官200人を現場に呼び戻すため、5700万豪ドルを投じる方針を打ち出した。

VIC州では現在、警察官の欠員がおよそ1500人に上っており、新たに就任したベン・キャロル州首相は16日、退職した元警察官200人分の予備警察官(リザーブ警察官)ポストを追加で設けると発表した。復職した元警察官は、主に警察署の窓口業務や事務作業を担当する。

今回の5700万豪ドルの予算措置により、前州首相ジャシンタ・アラン政権がすでに計上していた200人分と合わせ、計400人分の予備警察官体制となる。キャロル州首相は、「住民からは、地元の警察署に行ったときには窓口に職員がいてほしいという声が寄せられており、私はその声に応えている」と述べた。さらに、「そのため、新たな予備警察官は、VIC州警察の分析に基づいて選ばれた警察署の窓口へ配置される」と説明した。

州政府によると、この200人の配置によって、週あたり約1万6000時間分、約2000シフト相当の現職警察官を現場業務へ戻すことが可能になるという。VIC州警察はすでに第1弾の予備警察官の採用を進めており、今後数週間でさらに50人を各警察署へ配置する予定である。これにより、予備警察官が配置される警察署は41か所となる。

現在、州政府は常勤換算で400人分の予備警察官ポストの予算を確保しており、キャロル州首相によると、すでに550件を超える応募が寄せられている。ただし、この400人分には短時間勤務の職も含まれる。復職する元警察官には、勤務時間に応じた年俸8万6188豪ドルと、9週間の有給休暇が提示される。

一方、VIC州警察では現在も制服警察官約1500人分の欠員が続いている。過去3年間で州内の犯罪件数は26%増加している。最新の公式統計では、3月までの1年間で少年犯罪は6%減少した一方、成人犯罪は10%増加した。少年犯罪者数は約260人減少して約7000人となり、初犯の少年犯罪者も前年より約1000人減少した。

今年3月には、州政府は高位の給与等級にあるVIC州公務員が警察へ転職しやすくするため、警察採用試験を廃止した。ただし、体力試験や適性検査、心理検査は引き続き受ける必要がある。キャロル州首相は就任後初の治安対策として、今週、保護サービス警察官を150人増員し、巡回権限を拡大する方針も発表した。VIC州警察のマイク・ブッシュ長官は、予備警察官は主に窓口業務や事務作業を担当し、裁判資料の作成や、犯罪通報を受けた際の初動捜査の支援などを行うと説明した。

ソース:news.com.au – Retired police lured back to try and plug 1500 vacancies across Victoria

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