【VIC28日】 VIC州政府は、インフラ投資の優先順位について独立した助言を行う「インフラストラクチャー・ビクトリア」と、経済成長に関する「エコノミック・グロース・ビクトリア」を廃止すると発表した。両機関の廃止により最大50人の雇用が削減され、今後4年間で1200万豪ドルを節約できる見込みである。政府は業務の重複をなくし、効率化を進めることが目的だとしている。
インフラストラクチャー・ビクトリアは2015年、当時のダニエル・アンドリュース首相によって設立され、短期・長期のインフラ投資について政府に助言してきた。廃止後、その業務は運輸・計画省に引き継がれる。政府は、同省が十分に独立した助言を提供できると説明し、同機関の提言を政府が気に入らなかったため廃止するとの見方を否定している。
一方、同機関のトップは、独立性があるからこそ政府や州議会に率直で証拠に基づく助言ができると主張。野党連合は、11月の州選挙で政権を獲得した場合、同機関を存続させると表明した。グリーンズも廃止法案を支持しない方針であり、独立したインフラ評価機関を巡って州政府と野党側の対立が強まっている。廃止には州議会での法改正が必要で、実施まで数カ月かかる見通しである。
ソース:abc.net.au – Government to shut down independent body Infrastructure Victoria