政治

「子どもは守られるべき」未払い養育費を取り締まりへ

【ACT16日】   アルバニージー政権が、養育費の支払いを逃れている父親に対する取り締まりを強化し、大規模な制度改革に乗り出す。

海外の女性との間に子どもをもうけたオーストラリア人男性に対し、養育費の支払いを義務付けることが可能になる改革が今週導入される見込みだ。労働党政権は、養育費の支払いから逃れようとする父親への対策を強化する。

タニヤ・プリバセク社会福祉相は17日、「養育費制度における経済的虐待を終わらせるための児童養育費・家族支援法改正法案(Child Support and Family Assistance Legislation Amendment (Ending Financial Abuse in the Child Support Scheme) Bill)」を提出する予定だ。この法案は、数十億豪ドルに上る未払い養育費を削減するとともに、家庭内暴力の被害を受けやすい親や子どもを守ることを目的としている。

プリバセク氏は今回の改革について、「数十年ぶりとなる児童養育費制度の最も大規模な改革の第一段階だ」と強調した。「オーストラリアでは、未払いとなっている養育費が約20億豪ドルに上っている」とプリバセク氏は述べた。

「養育費制度を利用している親や養育者のうち、約10万人が家庭内暴力やDVを経験しているか、そのリスクにさらされている。オーストラリアの子どもたちは、もっと適切に守られるべきだ。養育費制度が、元パートナーを罰したり、嫌がらせをしたり、支配したりするために利用され、子どもたちが本来受け取るべき支援を受けられないようなことがあってはならない」

法案が成立すれば、サービス・オーストラリアは、養育費の算定を求められた際に、勤務先などの親の個人情報を元パートナーと共有する必要がなくなる。また、未払いとなっている養育費をより迅速に回収できるようにするとともに、元パートナーによって不当な税金の負債が発生することを防ぎ、海外で暮らす子どもが本来受け取るべき養育費を受け取りやすくすることも盛り込まれている。

海外に住む外国人の親については、オーストラリア人の親と同じ資格要件や算定ルールに基づき、サービス・オーストラリアに直接申請できるようになる。申請が認められた場合、サービス・オーストラリアが養育費を回収し、海外にいる親の口座へ送金する。

ケイティ・ギャラガー政府担当相は、「今回の法案は、政府のサービスを、それを利用する人々の安全とニーズを中心に設計することを目的としている」と述べた。

ソース:news.com.au – ‘Children deserve better’: Labor moves to crack down on unpaid child support

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