【QLD10日】 ブリスベン市議会は来年から、AI(人工知能)を活用して交通信号を制御する試験運用を開始する。対象はローガン・ロードの22交差点とケルビン・グローブ・ロード周辺の15交差点、計37交差点で、豪州初の試みになるという。
新システムでは、既存の信号設備にカメラなどを組み合わせ、車、トラック、公共交通機関のほか、歩行者や自転車利用者を識別する。各交差点の交通量や車列の長さを分析し、状況に応じて最適な信号の切り替えを算出する仕組みである。天候やスポーツの試合など大規模イベントによる交通状況の変化にも対応できるという。
試験事業には1500万豪ドルを投じ、来年初めから6カ月間実施する。市議会によると、他都市での導入例では平均移動時間を最大15%、追突事故を12%減らせる可能性がある。運用では人間が常に監督し、収集データはブリスベン市内に保管する。顔やナンバープレートはぼかされ、データを海外へ送信しないとしている。試験終了後、約1000カ所ある市議会管轄の交差点全体への拡大を検討する。
ソース:abc.net.au – AI traffic lights to be trialled on major Brisbane City Council roads