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ナイトクラブを巡回する麻薬捜査犬

ブリスベーン - クィーンズランド州新法律によって、麻薬捜査犬によるナイトクラブや大々的なイベントでの捜査が許可される。新法律はクリスマスまでに導入される予定。

ピーター・ビーティー州首相は今日、新法律は今週クィーンズランド州議会で取り上げられ、クリスマス、ニューイヤーのパーティーシーズンに合わせて施行されるだろうと語った。コカイン、エクスタシー、エンジェルダスト(合成ヘロイン)、GBH(ガンマヒドロキシ酸)などの合成麻薬を探知するため、3匹のラブラドールレトリバーが訓練を受ける。

新法律のもと、警察はナイトクラブ、パブ、コンサート、グランドファイナルなどの大々的なスポーツイベント、またバスや電車の駅といった公共の場に捜査犬を連れて行くことが可能になる。麻薬捜査犬は受け身の訓練を受けており、薬物を所持している人物を見つけると、その人物の隣に座ったり、捜査官に寄りかかったり、尻尾を振るなどして薬物の探知を知らせる。


また、捜査犬はナイトクラブの床に散らばるガラスの破片などの危険物で怪我をしないよう、保護されるという。捜査犬の保護や安全性には細心の注意が払われ、必要に応じて捜査犬のやわらかい足の部分に保護ブーツをつけることになる。

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