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連邦政府、同性愛者間の結婚に反対

キャンベラ 30日 - フィリップ・ルドック司法長官は30日、ACT(連邦首都特別区)政府による同性愛者カップルに結婚している夫婦と同様の権利を与えようとする動きに対し、連邦政府はこれを差し止める法案を制定する予定と発表した。

豪憲法では、婚姻に関る事項は連邦政府の管轄下に入る。2004年には、2大政党の協力で、同性愛者間の結婚を禁止する法案が制定された。ルドック司法長官は、ACT政府の連邦政府法案の抜け道を探すような試みに遺憾の念を示した。

ジョン・スタンホープACT長官は、連邦政府の反対にも関らず、ACT内での同性愛者カップルの権利を認める法案の制定を進める予定。同長官は、「ACT内での同性愛者への差別をなくすという決意に変わりはない。ルドック氏には、差別をなくそうという動きに何の問題があるのか、真の懸念は何なのか考えて欲しい。そして、同性愛者の権利を認めるべきだ。」と述べた

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