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アボリジニ社会の虐待・暴力問題解決に1億3000ドル出資決定

キャンベラ26日ーキャンベラで開催されたアボリジニ社会の虐待と暴力の問題についてのサミットで、州政府は、同問題に取り組むために1億3000ドルを出資することを検討する予定であることが判明した。

同サミットでは、州と準州から召喚された15名の大臣によって討議が行われ、アボリジニ社会の虐待や暴力の問題の深刻性を認識するとともに、問題解決には、長期的な努力が必要とされることが強調された。しかし、その問題に対する対処方法に関して同意には至らなかった。

また、連邦政府は、全州に対し、1億3000万ドルの基金を使用し、アボリジニ社会における法と秩序の構築、警察機関の強化を求めた。一方、NSW州は、警察機関の強化は問題ではないと主張。警察署を新設したところで、児童虐待が無くなるわけではないとし、アボリジニ社会で発生している虐待や性犯罪が起訴されるために必要な証拠を警察が入手できるようにすることが重要だとした。

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