【NSW21日】 専門家によると、嵐のような天候や気温の低下により、オーストラリア東海岸ではオオメジロザメ(ブルシャーク)やホホジロザメが岸に近づくリスクが高まっている。
これは、今年1月にNSW州で48時間以内に4件のサメによる被害が発生したことを受けたもの。専門家は当時、天候条件がサメの活動増加に大きく関係していたと指摘しており、現在も同様の警告が出されている。
海洋レンジャーのデイビッド・“シャーキー”・バクスター氏は、「サメの襲撃にとって“完璧な条件”がそろっているようだ」と語った。「マンリーでの事故を思い出してほしい。まるで“シャークネード”のようだった。山火事の極限状態のように、あらゆる条件が重なっていた。川の氾濫やラグーン、小魚の群れの活発化、濁った水、雨、淡水と海水の混ざり合い――まさに完璧な状況だった」
バクスター氏によると、サメは北上しており、グレートバリアリーフ付近まで追跡されているという。また、特に雨の日には特定の場所で海に入らないよう警告した。「カモメが飛んでいたり、小魚がいたり、近くで釣りや撒き餌が行われている場合は、海に入らない方がいい」と述べた。さらに、「ビーチが閉鎖されるのには理由があるのに、サーファーは自分は大丈夫だと思って海に入ってしまう」とし、注意を促した。
特にオオメジロザメについては「気性が荒く攻撃的で、進化によって“完璧な捕食マシン”になっている。人を襲う可能性がある」と警告した。
一方で、ホホジロザメも水温の低下によって岸に近づいているという。サメ研究者のクリス・ペピンネフ氏は、「ノーザンビーチ周辺でサーフィンをしている人は注意してほしい。ホホジロザメがより近くに来ている」と語った。また、同氏は今年1月の4件連続の襲撃について「異例の事態だった」と述べている。
このうち3件は東海岸の約15kmの範囲内で発生し、その中にはシドニー湾で12歳のニコ・アンティック君がサメに襲われ死亡した事故も含まれている。
ソース:news.com.au – Sharks swimming closer to shore along east coast amid changing weather, experts warn