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犬の引きひもによって少女が失明、ひもの使用全国的に禁止される

ブリスベン1日-Woofaz(ウーファズ)というブランド名で僅か2ドルで販売されている引き込み式の犬の引きひもが、1日から全国的に販売、使用禁止となった。

今年1月にケアンズで、この引きひもを付けた犬の散歩をしていたLouise Hiatt(ルイーズ・ヒアット)さん(10歳)は、引きひもが跳ね返り左目に当たった為、左眼球の虹彩とレンズを失い失明し角膜全体に傷跡を残す被害を受けた。

テレビ局ナインネットワークのインタビューに対しルイーザさんは、「ぐちゃぐちゃしたものと血を見た瞬間、“大変な怪我をしてしまった”とつぶやいたの」と語り、母親のMichelle(ミッシェル)さんは、「ルイーズの眼球は破裂していて、元の影も形もなくなっていた。」と事件当時の様子を語った。

ルイ-ザさんの家族から通報を受けた消費者団体CHOICE(チョイス)は、ウーファズ製の引きひもに対して検査を行い、Australian Competition and Consumer Commission(ACCC:オーストラリア競合・消費者委員会)に同製品の危険性を指摘し、禁止を要求した。

ACCCは1日、正式に同製品の禁止を発令した。

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