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NSW州大型ダム建設計画進行中 干ばつの影響、深刻化

シドニー12日-長引く干ばつの影響で、NSW州のハンター・バレー地域に3億4200ドルの費用をかけた大型ダムの建設計画が現在進行している。

Morris Iemma(モリス・イエマ)NSW州首相がまもなく、同ダム計画についての詳細を発表することが予想される。ダムの建設目的は、Newcastle(ニューカッスル)とCentral Coast(セントラルコースト)地域の住人や企業への水の供給。

NSW州の93.6%が現在干ばつ宣言地域で、先月の89.3%からの上昇となる。 Ian Macdonald(イアン・マクドナルド)NSW州第一次産業相は、今回の数値から、肉類、野菜、牛乳などを含む食品価格が急激に高騰する可能性を警告。この4年間の干ばつは過去最悪の記録に匹敵するもので、来年の中旬までは状況に改善の兆しはないと同相は語った。

同相によると、今冬の作物の収穫量はさらに落ち込むことが予想され、昨年度よりも66%減少することが見込まれている。一方、州全域のダムの貯水量は現時点で26%で、昨年同期の54%から著しく低下した。

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