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ジャーナリストのデリン・ヒンチ氏、肝硬変を患う 病状を初告白

メルボルン4日ー午後の人気ラジオ番組「3AW」の司会者でジャーナリストのDerryn Hinch(デリン・ヒンチ)氏(61歳)は、アルコール依存症が原因で進行性の肝硬変を患っていること、また腫瘍が悪性の可能性があることから2週間後に腫瘍摘出手術を受けることを明らかにした。ヒンチ氏は、昨年ほぼ一年間体調を崩し、自身のラジオ番組の司会業を休業していた。

Howard Tang(ハワード・タング)専門医によると、最近のMRIの結果では腫瘍はそれほど肥大していないので、良性腫瘍かもしれないが、ガンと思われる症状が見られるとした。ヒンチ氏は、もし自分が末期のガンだったなら自殺をしていただろうと語っている。ヒンチ氏は、肝硬変はアルコール依存症の人が発症する病気だと考え、恥じらいから母親にも病気のことを秘密にしていたとした。他人の個人的な情報を暴露する一方で、自分の病気について公表しなかったヒンチ氏を偽善者だと、批評家たちからは非難の声があがっている。

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