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ガルーダ航空機爆発炎上事故による豪人負傷者帰国

パース8日-インドネシアのYogyakarta(ヨギャカルタ)空港で発生した、ガルーダ航空機事故で負傷した豪人の中3名が8日夜までに帰国した。

事故を起こしたボーイング737機は、着陸の際に滑走路を行き過ぎ、爆破炎上、少なくとも21名が死亡した。同便に搭乗していたとされる10名の豪人中、わずか4名のみの生存が確認されている。もう1名の豪人男性が、炎上した機体から無傷で逃げ出したと言われているが、身元は確認されていない。

豪人負傷者の中で、全身50%以上の火傷という最もひどい重傷を負ったシドニーモーニングヘラルド紙ジャーナリストのCynthia Banham(シンシア・バンハム)さんは、7日パースへ空輸され、8日Royal Perth(ロイヤルパース)病院で手術を受けた。

生存者の一人で銀行員のRoger Tallboys(ロジャー・トールボーイズ)(51歳)さんは、8日シンガポールの病院で火傷の治療を受け、Hobart(ホバート)の家族に炎上する機体からどうやって脱出したのか覚えていないと語ったという。

生存が確認されている残りの二名、豪空軍軍曹Michael Hatton(マイケル・ハットン)さんと第一航空兵Kyle Quinlan(カイル・クインラン)さんは、8日VIPジェット機でダーウィンへ飛び、軽傷の治療のために病院へ運ばれた。ハットン軍曹は肩を骨折していたが、二人ともほぼ自力で飛行機から降りてきたという。

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