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ウーロンゴン沖で地震が発生

シドニー11日-NSW州南部海岸地域のWollongong(ウーロンゴン)沖で、11日午前10時58分に、マグニチュード3.1の地震が観測された。震源はウーロンゴン北東23キロ地点の沖合いで、海面から20キロ下と見られ、この地震による振動は震源地から半径25キロ範囲で感じられたという。

地元の住民でNRMA CareFlight(ケアフライト)代表のIan Badham(イアン・バドハム)氏によると、圧力波のようなものを感じた後に、鋭い揺れを感じ、小さな爆発音が聞こえたという。バドハム氏は、「強い揺れを感じた1989年のニューキャッスル地震に比べて、今回の地震は大したことはなく、棚から何も落ちなかった」と語った。ウーロンゴンの住民の何人かは、振動に少しも気がつかなかったと語っている。

Geoscience Australia(ジオサイエンス・オーストラリア:オーストラリア地学)のスポークスマンによると、NSW州南部海岸沿いのIllawarra(イラワラ)地方では、小さな地震は珍しいことではないという。NSW州緊急サービスは、今回の地震による建物への損害や負傷者の報告はなかったと発表した。

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