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輸入歯磨き粉に、有害成分が含まれている可能性が指摘

キャンベラ13日―連邦政府は13日、幾つかのブランドの輸入歯磨き粉に人体に有害となり得る成分が含まれている可能性があるとして、消費者に輸入歯磨き粉の成分を確認するよう警告した。

現在、問題のジエチレングリコールを含むことが判明したMr Cool(ミスタークール)とExcel(エクセル)ブランドの輸入歯磨き粉が、販売中止となっているが、他のブランド品にも、同成分が含まれる可能性があるという。

Chris Pearce(クリス・ピアース)政務次官によれば、米国のFood and Drug Administration(FDA:食品・薬物管理局)が、幾つかの輸入歯磨き粉中にジエチレングリコールが3~4%含まれていることを発見し、消費者への警告を発したという。同次官は、「FDAは、子供や腎臓病、肝臓病の患者が同成分に慢性的に接触した場合、わずかだが深刻な有害性を持ち、障害を引き起こす可能性があると警告している」と説明した。

エクセルの販売会社は同製品をリコールしており、インターネット上で販売されていたミスタークールは販売中止となっている。国産の歯磨き粉には同成分は含まれていない。

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