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暴力行為が頻発するパブ 警官配備の強化が必要

 【シドニー11日AAP】バリー・オファーレル野党党首は、パブでの暴力行為を抑制するために、警官の配備を強化する必要性を主張した。

 連邦政府は飲酒による暴力を取り締まるために5300万ドルを拠出することを発表した。そのうちテレビ、ラジオ、インターネットを使用したキャンペーンに2000万ドルが使われる。

 この発表と同時期、飲酒と関連性のある暴行事件が発生したパブのワースト100が報告された。ワースト1位はシドニー北西部のラウズ・ヒルの「ザ・ミーン・フィドラー」で、51件の暴行事件が発生した。続いて東郊外の「クージー・ベイ・ホテル」で41件、NSW州セントラル・ウエストのダボにある「コマーシャル・ホテル」で38件、マンリーの「ステイン・ホテル」で36件だった。

 「飲酒による暴力を防ぐ唯一の方法はキャンペーン、医療プログラム、警官配備の強化」とオファーレル氏。

 またオファーレル氏によると、アボリジニ社会のアルコール問題は一部の地域のパブの暴行事件に関連性があるとした。

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