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郵便飛行機、シドニー南部沖で墜落 操縦士は死亡か

 【シドニー10日AAP】9日午後11時30分頃、郵便物を積んでシドニーの空港を飛び立った飛行機がシドニー南部沖で墜落。夜を徹して同機の操縦士の大規模な捜索が行われたが、事故状況から生存確率はゼロと判断。操縦士の行方捜索は打ち切られた。

 テン・ネットワークの報道によると、操縦士はエアテックス社のジョーン・ハミルトンさん。民間航空安全局(CASA)は、ハミルトンさんは4500時間の飛行経験を有するベテラン操縦士だとAAPに伝えている。

 ハミルトンさんは問題が起きたことを離陸後すぐに航空管制官に連絡。その後しばらくして同機の姿がレーダーから消えたという。

 墜落機は通常、旅客機として利用されていたが、事故当時は首都特別地域(ACT)およびNSW州から投函されたオーストラリア・ポストの速達便をQLD州に届けるところであった。

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