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シドニー市内に手頃価格の住宅建設計画 市と州が2億6000万ドルを投入

 【シドニー29日AAP】モリス・イエマNSW州首相は29日、シドニー市とNSW州政府が提携している都市計画の一部として、2億6000万ドルを投入して市内西部のウルティモとその隣のグレーブ周辺に手頃価格の住宅を700軒建設する予定であると発表した。

 イエマ首相によると、計画対象地には現在築50年近い公共住宅があり130の家庭が生活をしているが、彼らは今後1~2年の間に引っ越す予定で、希望ならば新住宅に優先的に入居できるという。計画によって建設させる新住宅には、民間で取引されるものや低所得者用住宅、また看護師や警察官などの職業の人々が優先的に入居できるものが含まれる。

 イエマ首相は「この計画によって中間層の市民や家購入のためにやりくりをしている家庭に対する圧力を緩和できる」とコメント。クローバー・ムーア・シドニー市長は「イエマ州政府と協力し合って人々に満足を与えることができる手頃価格の住宅を提供したい」話した。

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