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犯罪学者 「女が子供を殺害するのは恋人を喜ばせるため」 

 【ブリスベン7日AAP】「女が子供を殺害する理由に、恋人を喜ばせるためということが多々ある。時には力と性的興奮が交じり合い行動を起こすこともあり、また、純粋なサディズムが彼女たちを殺人行為に走らせることもある」――― ゴールド・コーストのボンド大学で犯罪学の教壇に立つポール・ウィルソン教授は7日、AAPに対してこのように述べた。

 同教授のコメントは、1987年の少女殺害事件で終身刑に服役中のバルメー・ベック(後にフェイ・クラムと改名)受刑者が心臓手術後、危篤状態にあることを受けたもの。

 事件当時12歳だったシアン・キンギーさんは、ベック受刑者とその夫によって奥地に連れ込まれ、強姦された後、絞殺された。この事件の裁判でベック受刑者は「シアンさんは全く涙を見せないとても勇敢な少女だった。彼女は私の夫に言われるままに行動した」と話し、人々を驚愕させた。

 ベック受刑者の治療費用に関しては、同受刑者が150キロという肥満体であるために「治療代を払うな」といった怒りの電子メールが多数送られているという。

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