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干ばつ被害が拡大 雨不足で作物に影響の恐れ

 【シドニー12日AAP】秋の降水量が少なかったことから、NSW州の冬作物は危機的状況に陥っている。

 ABCオンラインは、NSW州で現在干ばつ宣言を出している地域は43%から48%に拡大したと報じた。 4月のシドニーの降水量は過去約80年で最も多かったが、内陸地は乾燥した日が続いた。

 イアン・マクドナルド第一次産業相は「乾燥した日が続いているため、冬作物を植えることができない」と懸念を示した。

 ニューズ・リミテッドは、中央台地、ノーザン・ニューイングランド地域やバーク、ブレイドウッド・フォーブズ、ゴールバーン、モロングは再び干ばつの状態に後戻りしたと報じた。マクドナルド第一次産業相は「情け容赦ないこの干ばつの影響で、冬作物に再び著しい影響がでることが危惧される。NSW州南部では最低25ミリ、同州北部では50ミリの降水量が必要」と語った。

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