国際

ダウナー元外相、「コービー受刑者家族の麻薬密輸への関与を尋ねていた」

 【キャンベラ22日AAP】アレクサンダー・ダウナー元外相は、マリファナ密輸の罪でインドネシアで服役中のシャペル・コービー受刑者の弁護士に対し、同受刑者の家族が密輸事件に関与していたかを確認していたことが分かった。
 
 22日に放送されたドキュメンタリーで、コービー受刑者の元弁護士、ロビン・タンポー氏は、ダウナー元外相はコービー受刑者の兄の事件への関与を疑っていたと証言した。
 
 一方、ダウナー氏は「コービー受刑者の兄やそのほかの家族が事件に関与していたかどうかを弁護士に尋ねたことは事実だが、それはただの質問に過ぎない。コービー受刑者が裁判で有罪判決を受けた日まで事件に関する特別な知識はなかった」と話した。

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