【メルボルン21日AAP】VIC州裁判所で行われた公判で、メルボルン在住の祖父(71)が50年間にわたり、自身の娘、孫、甥、姪やアフリカの難民の子供に対して性的ないたずらをしていたことがわかった。
最初の被害者は祖父の家族の友人で、1957年に性的ないたずらをされ、1970年にはその被害者の子供が性的虐待を受けた。祖父は子供の性器に触る、オーラルセックスをするなどの行為を行った。1971年、祖父は自身の家族を標的にし、休暇時に訪れていた甥に性的虐待を行い、その後その兄弟や別の甥や姪に同様の行為を行った。1979年代後半には、自身の幼い子供たちに性的虐待を行った。
その後20年のときを経て、祖父は2006年、6歳の孫に風呂場で性的ないたずらを行い、教会の遠足ではエチオピアやスーダンの難民の子供に対していたずらを行った。
昨年、孫(2歳半)の父親が祖父の行為を不審に思い、監視カメラを設置。祖父が孫に性的いたずらを行っている様子をカメラに捉え、逮捕に至った。
最近、前立腺がんと膀胱がんの手術を受けた祖父は21日、車椅子で公判に出廷。弁護士のグレッグ・トーマス氏は、依頼人は自身の行いを非常に後悔しているとし、「依頼人は自身が児童性愛者だと思い、今まで苦しんできた」と語った。
判決は24日に下される予定。
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