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車の安全性ランキング 小・中型車が上位を占める

 【メルボルン22日AAP】中古車の安全性に関する調査結果が22日、発表され、小・中型車の安全性が最も高いことが判明した。これにより、安全性から考えると、大型車が必ずしも良いとは限らないことがわかる。

 2008年中古車安全性ランキングでは1986年から2006年までに発生した320万件以上の衝突事故が調査され、衝突に関与した349の車種のデータが分析された。同調査はモナッシュ大学事故研究センター(MUARC)で実施された。

 調査の結果、消費者は5000ドルで衝突から十分に身を守ることができる中古車を購入できることがわかった。MUARCの上級研究員、スチュアート・ニューステッド博士は、今回の調査結果は家計が苦しい消費者にとって朗報となったと語った。

 ヨーロッパ車と日本車がランキングの上位を占めた。オーストラリア車の大型車も全体的な安全性に関しては平均以上に位置していた車もあった。また、安全性のレベルが最も低かったのは1995年以前のモデルだったが、2002年から2006年のヒュンダイのゲッツも比較的新しいモデルにも関わらず、安全性のレベルが低かった。

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