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QLD州、迷惑行為に対して現場で罰金を払うことに

 【ブリスベン10日AAP】QLD州警察は、迷惑行為をした違反者に対して現場で罰金を課すという新システムを試験的に導入することを予定している。また、QLD州議会は「公衆の面前での排尿」を新しい違反項目としてすでに承認している。

 新システムが試験的に導入されれば、警察は従来どおり現場で違反者を逮捕することもできるが、逮捕の必要がないと判断した違反者に対しては現場で罰金を課すことができるようになる。また、違反者が逮捕された場合にも、後で罰金を払うことで釈放が可能となる。いずれの場合も、現場での警察の書類業務が従来よりも軽減されることになる。

 アナ・ブライQLD州首相は、試験的な導入によって違反者が出廷する件数が削減されることになるが、深刻な違反者に対しては従来どおりの処置が取られると述べている。QLD州では06年~07年にかけて、公的不法妨害の違反件数が2万2191件にのぼった。

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