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若者グループ 野生コアラに卑劣な虐待

 【ブリスベン11日AAP】アナ・ブライQLD州首相は、若者グループが野生動物に対して卑劣な虐待を行ったとされる事件に関して、警察は事件に関与したとみられるグループを確実に見つけ出すだろうと語った。

 8日夜、カラングア・パークにある木に向かって枝や石を投げる若者グループが目撃された。野生動物を管理する職員が虐待を受けていたコアラ1頭とその赤ちゃんを救出。現在2頭はサンシャイン・コーストの動物病院で治療を受けている。また、ゴミ箱で別のコアラの死骸も発見された。そのコアラの頭蓋骨は粉砕し、左目は刃物のようなもので突かれていた。右腕は骨折し、そのほか殴られた跡が確認された。

 カブールチャー・コアラ・ケア・アンド・レスキューのアニカ・レーマン氏は、さらなる被害を防ぐため、袋に赤ちゃんがいる2頭の母親コアラをそのエリアから移動させ保護した。同じエリアで数日前、カササギフエガラスが生きたまま羽を釘で木に打ちつけられた状態で発見された。警察は2つの事件に関連性があるかを捜査している。

 

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