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22年前の行方不明事件で男が逮捕される

 【メルボルン4日AAP】警察は、22年前に発生した行方不明事件に関して3日、男を逮捕した。

 この事件は、1986年12月14日午前零時過ぎ、トラック・シティ・ロードハウスのウエイトレスをしていたマーレーン・マクドナルドさん(当時36歳)が友人と出かけ、帰宅したのを最後に行方がわからなくなっているというもの。警察は3日午前、当時マーレーンさんと別居中だった夫のジョン・ビンセント・マクドナルド容疑者(67)を逮捕、殺人罪で起訴した。

 マーレーンさんの車は失踪した翌日、トラック・シティに放置されていたのを発見された。その直後、マーレーンさんが死亡したことをほのめかす匿名の電話がトラック・シティに入った。

 マーレーンさんが行方不明になってから21年目となる昨年の12月14日、警察は、事件解決につながる情報に対し10万ドルの懸賞金を出すことを発表。その1週間後、メルボルンの北西150キロにあるベンディゴで、何年も前に取り壊されたと思われていたマーレーンさんの家が発見され、専門家による広域法医学捜査が行われた。その後、この行方不明事件の再捜査が行われることになった。

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