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学生の「書く能力」後退 NAPLAN

【キャンベラ2日AAP】   2日に発表された全国学力診断テスト、NAPLANの結果から、読解と算数は2008年以降上昇しているが、文章を書く能力は2011年以降後退していることがわかった。バーミンガム連邦教育相は、オーストラリアの教育システムは世界的に高水準だとしたうえで、各州・地域と連携して問題に取り組んでいく意向を示した。

トップクラスの学生の能力は過去10年で緩やかに上昇しており、特に小学3年生の読解で顕著だった。他の学習領域でも同様な傾向がみられるが、全国平均を引き上げるには十分でない。

オーストラリア・カリキュラム評価報告機構(ACARA)は、成績優秀校と他の学校の差が大きいとして、「優秀校で行われていることを他校にどのように適用させるかが課題だ」と語った。

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