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学校へ侵入した少年2人を逮捕 職員と学生をナイフで脅す

 【シドニー10日AAP】シドニー西部にあるコリトン高校の校庭で10日午前9時ごろ、ナイフを持った少年2人が職員に暴行を加え、生徒を脅すなどして逮捕された。

 14歳と16歳の少年は学校近郊にあるウォーレン在住。2人はナイフで刺すと何度も脅し、その後職員に校庭外に連れ出されたという。

 NSW州教育省のスポークスマンは声明文で「2人の侵入者は校庭から外に連れ出され、その後校門は閉鎖された」と語った。今回の事件で負傷者は出ていない。

 2人の少年は保釈が認められ、パラマタ児童裁判所に12月2日に出廷する予定。警察によると、2人はコリトン高校の生徒ではなく、2人の関係はいまだ明らかになっていない。

 スポークスマンは「学校では高校卒業統一試験(HSC)が実施されたが、生徒への影響はなかった。少年2人は試験開始までに学校外へ連れ出された」と語った。学校にはカウンセラーが呼ばれ、必要に応じて職員や生徒とカウンセリングを行った。また校長は生徒の保護者に今回の事件に関する手紙を送付する予定。

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