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サメに襲われ手を失った海軍ダイバー、今度は脚部を切断

 【シドニー18日AAP】海中で新技術のテストを行っていた際にサメに襲われ手を失った海軍のダイバーが、今度は右足を失うことを声明で発表した。

 豪海軍のポール・デ・ゲルダー上等兵は軍を通じて声明を発表。その中で、右足の切断手術を受けると述べた。また、関係者に対し感謝の意を表すると共に、「人生の建て直しをすることが待ち遠しいし、試練に直面するのが楽しみ」とし、「最後には自分が一番好きなこと―海軍でのダイビングーができるまでになりたい」と述べた。

 デ・ゲルダー上等兵は11日、シドニー湾内のガーデン島にある海軍基地とミセス・マッコリーズ・チェアーの間の海中で、防御技術のテストを行っていた際にメジロザメに襲われた。

 シドニーでのサメ襲撃事件では、デ・ゲルダー上等兵の他にも、10日、ボンダイ・ビーチでグレン・オルギアスさんと報道されている男性(33)が手をかまれた。オルギアスさんの手もほぼ切断された状態であるが、状態は安定している。

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