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NSW州で地元産ワインの購入者が増加

 【シドニー24日AAP】NSW州で、同州産のワインの売上が急増していることが、最新の調査によって明らかになった。

 イアン・マクドナルド第一産業大臣によれば、NSW州産ボトル入りワインの州内での売上は、08年に12.6%増加しており、660万ドル増だった。マクドナルド大臣は、NSW州では、地元産ワインの売上が5900万ドルに上っており、全体の6.3%だと述べている。「NSW州のワイン製造者数は、1983年には76軒だったが、現在は14カ所の認定地域に450軒ある」とマクドナルド大臣。

 2008年にはNSW州ワイン戦略委員会が設置され、地元産ワインの品質や多様性に対する市民の認識を高める努力をしている。同委員会のティファニー・ヌガン委員長は、今後5年間でNSW州産ワインの州内の売上を2倍にすることを目標としていると述べ、「NSW州のワイン消費者からの支援によって、NSW州をワインの州にすることが可能となる。けれども、まだ膨大な量の仕事が残されている」と語っている。

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