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15歳少女が単身4万キロの航海へ

【ブリスベン13日AAP】   サンシャイン・コーストに住む15歳の少女が今年9月半ば、単身で8カ月間の4万キロの南極海への航海に出る。

ジェシカ・ワトソンさんは全長10.4メートルの1本マストの帆船に乗り、ブリスベンを出港した後、チリのホーン岬を通過して悪名高い南極海を航海する。ジェシカさんは航海の途中で16歳の誕生日を迎えるが、今回の旅を無事に終えることができれば、同じくオーストラリア人のジェシー・マーティンさんが持つ18歳という現在の世界最年少記録を塗り替えることになる。

8歳の時からセーリングを行っているというジェシカさんは「ママに文句を言いたいわ。私が11歳のときにマーティンさんの本を私に読み聞かせてくれたことがきっかけで(今回の旅を)実行することになったから。長年の夢だった」と話した。

ジェシカさんの父親であるロジャーさんはAAPに対し「娘が海上でいかなる身体的困難にも対応でき、船も問題ないのは分かっているが、娘がこれだけの長い間、1人でいることが心配だ」と述べた。

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