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WA州、夏時間の実施をめぐる住民投票で反対多数

【パース16日AAP】   WA州で16日、夏時間を取り入れるかどうかを問う住民投票が行われ、反対票多数という結果が出ている。

16日午後9時の時点で開票率70%となっており、反対票が全体の55%以上を占めている。コリン・バーネットWA州首相は「非常に明確な結果だ。WA州民は夏時間を望んでいない。私たちは現実を受け入れるべき。WA州では夏時間を実施しない」とABCラジオにコメントしている。

WA州では長年にわたり、夏時間の是非を巡って議論が続けられてきた。経済団体は夏時間の実施を強く推進しており、これに対して農家は強く反対の姿勢を示していた。WA州では、1975年、1984年、1992年に実施されたいずれの住民投票においても、夏時間反対票が多数という結果に終わっていた。ここ3年間は試験的に夏時間が取り入れられ、今年は3月30日まで行われていた。

バーネット首相は「投票結果が反対多数ということなら、また10年後に住民投票が実施されることと推測する。けれども、私がWA州首相である限りは、この先何年もの間、住民投票を行わないことを約束する」と続けている。

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