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豪政府、ソマリアの海賊対策に軍艦と偵察機を派遣

【ダーウィン29日AAP】   豪政府は29日、ソマリア沖の海賊対策のために軍艦と偵察機を派遣することを発表した。

ラッド首相は、海賊の襲撃によってオーストラリアの経済利益に損害が出ているとしている。「いかなる国籍の船舶、貨物船、客船もが、無差別に標的の対象となっており、オーストラリア人が乗船していることもある。これによって、私たちの経済利益に悪影響が及んでいる」とラッド首相。

現在、海軍フリゲート艦「HMASワラムンガ」が、ペルシア湾でパトロールを行っているが、今後は海賊対策のため定期的に連合部隊に付随して活動を行う予定。

この地域では、海賊による襲撃事件が2008に111件発生しており、そのうち42件では船舶が乗っ取られた。今年に入ってからは襲撃事件がおよそ100件発生し、船舶の乗っ取りは25件以上となっている。

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