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車椅子生活の男性、しわ取り製剤注射で歩けるように

【シドニー20日AAP】   23年前に脳卒中で不随となったVIC州の男性が、しわ取り療法に使用される薬剤「ボテックス」注射で、再び歩けるようになった。

ラッセル・マクフィーさん(49)は23年前に脳卒中で倒れて以来、車椅子生活を送っていた。当時の医師はマクフィーさんの病状について、二度と病院から出られないとさえ言っていた。マクフィーさんはこの18カ月間、ボテックス注射による治療を受け、現在では手助けなしで家の中を歩き、杖なしで100メートル歩行できるようになった。「私は車椅子生活のまま生涯を終えるのだと思っていた」とマクフィーさん。

ボテックスは顔面のしわ取りに使用されることで知られているボツリヌス毒素製剤。ヴァレンティナ・マリック理学療法士によれば、マクフィーさんは脳卒中で筋肉が永続的けいれん状態となったが、ボテックス注射によって筋肉が弛緩されたという。ネーサン・ジョンズ医師は「マクフィーさんの目覚ましい回復の鍵は、本人の強い筋力と意志にある」と述べた。

マクフィーさんは、ガールフレンドのケリーさんの手助けでうつ状態から救われ、大きな励みになったという。2人は幼なじみで、2年半前に再会したという。マクフィーさんは、自らの病状への長期的解決策として、けいれんしていない筋肉の強化に励んでいるといい、ケリーさんとの結婚も計画していると語った。

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