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障害競走馬の相次ぐ事故死

【メルボルン2日AAP】   VIC州のワーナンブールで2日に開催された障害競走で、競争馬のラフ・ナイト(7)が事故死した。先週はムーニーバリーでトップ競争馬だったジーオウブが事故死したばかり。

 

動物保護団体のAnimals Australiaは、ラフ・ナイトはレース中に転倒し、足を骨折したことから、安楽死の処置がとられたとした。今年に入って競争馬が事故死したのは今回で10頭目。

レーシング・ビクトリアは5月、ワーナンブールで競争馬3頭が事故死したことで、障害競走の開催を一時中止していた。 Animals Australiaのグレニス・オオグジェス会長はVIC州障害競走相に対し、再度レースを中止するように求めた。一方、政府スポークスマンは障害競走で発生した事故は許されないことではあるが、これはRacing Victoria Limited (RVL)とその委員会の問題であるとした。障害競走検討委員会は今回の事故に関して調査を行う予定。

現在、VIC州とSA州だけがオーストラリア国内で障害競走を実施している。

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