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大手スーパー2社の独占に政府が対策

【キャンベラ18日AAP】   大手スーパーマーケット「コールス」と「ウールワース」の2社が、同じショッピングセンター内に他社スーパーが開店できないようにするリース条項を撤廃することになった。

大手2社が優遇されている既存の賃貸契約のうち80%が、18日に廃止されることとなり、残り148の賃貸契約は今後5年間で段階的に廃止される。市場の自由競争を阻害するこの商行為が廃止されることで、今後はより小規模の「アルディ」、「フランクリンズ」、「フードワークス」、「IGA」などのスーパーマーケット各社も、ショッピングセンター内に開店できるようになると予想される。

競争消費者委員会のサミュエル委員長は「2社の独占を打破する大きな前進だ。新期参入の障壁を軽減させることで、消費者にとっては店の選択肢が増えて、より低価格で買い物できるようになる」と声明で述べた。エマーソン競争政策・消費者問題相は「これまで長い間、ショッピングセンターでは2社以外のスーパーは制限されてきたため、消費者が損害を受けてきたが、この障壁は取り払われた」と述べた。

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