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政府機関 「情報提供は単なるミス」

【シドニー22日AAP】   政府機関「センターリンク」による、連絡が取れなくなった友人などの連絡先を見つけるためのサービスを利用して、22年前の児童誘拐犯がその共犯者の連絡先を発見していたことがわかった。

児童わいせつなどで服役していたデニス・ファーガソン元受刑囚は、共犯者であるアレキサンドリア・ブルック元受刑囚の連絡先を調べるためにセンターリンクのサービスを利用。センターリンクからファーガソンさんの連絡先を受け取ったブルックさんは、電話でファーガソンさんと話をしたという。ブルックさんは仮釈放の身で、児童性愛者と接触することを禁止されていた。

ファーガソン元受刑囚とブルック元受刑囚は1987年、NSW州で誘拐した児童3人をQLD州ブリスベンのモーテルに連れ込み、性的暴行を加えた。2人は1988年に判決を受け、ファーガソンさんは14年服役。その後、QLD州を転々とした後、現在はNSW州シドニー郊外に引っ越してきたが、現在、地元住民らから猛反対を受けている。

センターリンクは、今回の問題について「単純なミスだった」ことを認めた上で、手続きに問題があったことからこのサービスを一時停止とした。

 

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