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フェイスブックで娘の事故死を知る

【パース9日AAP】   8日夜、16歳の少女が交通事故に遭い、両親がソーシャル・ネットワーキング・サービス「フェイスブック」で娘の死亡を知るという出来事があった。

8日午後8時ごろ、WA州パース郊外のレダで交通事故があり、乗っていた16歳の少女が即死した。少女の両親や友人らは、警察からの連絡よりも先に、フェイスブックの投稿を見て事故のことを知り、すぐに事故現場へと向かった。少女の父親が午後8時30分前に現場に到着し、母親もその直後に到着した。2人は現場で警察を補助し、娘の遺体の身元確認をした。2人とも絶望し途方に暮れていたという。

警察は「警察が家族に連絡する前に、何者かが事故についてフェイスブックに投稿したことについて失望している。けれども、私たちにはどうすることもできない。違法行為ではないが、遺族のことを思うと残念だ」と述べた。

事故は、少女の乗っていた乗用車が別の車を追い越そうとした際に、対向車を避けようとして横転したとみられている。21歳の運転手を含む同乗者3人は軽傷だったが、16才の少女は事故当時シートベルトを締めていなかったという。スピードの出しすぎと飲酒が事故原因の可能性もあるため、警察が捜査を行っている。

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