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教職員への嫌がらせがエスカレート

【シドニー27日AAP】   保護者らがフェイスブックやEメールなどを使って教職員を誹謗中傷する問題が深刻化している。

NSW州小学校校長協会では、場合によっては保護者を提訴することも可能だと教職員にアドバイスしている。協会によれば、教職員が中傷・威嚇・攻撃を受ける事件が、昨年少なくとも11件起きたという。このうち1件では、12カ月間の嫌がらせの末に女性校長が暴行を受けた。

協会副会長のクーパー校長は「保護者らの攻撃性が増している。多くの場合、地域社会で権威に対する敬意が失われたことが要因だと思われる。人々は、何でも好き勝手に行動したり発言する権利があると思っている。インターネットやフェイスブックを使った嫌がらせが激化している」と指摘した。

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