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借金苦の夫婦が宝くじ1等賞金に当選

【シドニー1日AAP】   3月30日に行われた宝くじ「Oz Lotto」で、1等賞金3000万ドルの当選者が不明となっていたが、このほど、シドニー西部アッシュフィールドに住む夫婦が当選を確認した。

この夫妻が購入したのは「4ゲーム・オートピック」で、価格はわずか4ドル30セントだった。

夫婦は、カフェにいた際に「当選券はシドニー西部で販売された」と伝えるラジオを聞き、もしやと思って購入した宝くじ券を確認したという。子どもが2人いるというこの夫妻は、ずっと借家住まいで共働き。先ごろ、勤務時間が削減され、借金に苦しむ生活だった。

妻(40代)は「スーパーに行っても、1ドル99セントのバナナは買わず、1ドル49セントになるまで待っていた。もうそんな生活とはおさらばだわ」と話し、当選金でクルーズ旅行に出かけ、念願のマイホームを購入したいと話した。

今回の当選金額3000万ドルは、NSW州史上2番目の最高金額。2003年12月、北部沿岸部ヤンバで同額の当選があった。最高当選金額は4000万ドルで、2009年7月、シドニー西部ペンリスに住む人が当選した。

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