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若者カウチサーファー 自殺率増加

【ブリスベン21日AAP】   他人の家で寝泊まりを続ける若者たちは、路上生活者よりも心が病んでいるが、早急な手助けは必要ないという社会通念から、サポートを優先的に受けられないということが調査結果でわかった。

 

ブリスベン・ユース・サービスによると、12~25歳までの計808人を調査したところ、他人の家で一時的に寝泊まりをする(カウチサーフィン)をしている若者は27.8パーセントと、路上生活をしている若者13パーセントよりも高いという。

 

また、同様の利用率を持つ両者を比べたところ、カウチサーファーで自殺未遂、自殺念慮がある人は39パーセントと、路上生活者の28パーセントよりも高かった。

 

カウチサーファーは、女性が70パーセント、性的少数派(LGBTIQ)が26パーセントと多数を占めており、路上生活者は男性が60パーセントとなっている。

 

ユース・サービスは、宿泊させてもらう代わりに売春をしている事例証拠が多数あることから、カウチサーファーたちを早急に保護すべきだと呼びかけた。

 

 

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