政治

QLD州元首相がカッター議員を評価

【ブリスベン3日AAP】   無所属のボブ・カッター議員がガソリン燃料にエタノールを22%混合することを次期政府に要求していることについて、ビーティQLD州元首相が評価した。

ビーティ元首相は、代替エネルギーの提唱者として知られており、クリーンな石炭燃料の推進にも携わってきた。先月の総選挙後、いまだに保守連合と労働党のどちらが次期政権を握るかが決まらず話合いが続けられているなか、政権の行方の鍵を握る無所属のカッター議員が、保守連合と労働党に、ガソリンに無水エタノール22%を混合する案を突きつけた。

ビーティ元首相は「オーストラリアはエタノール使用について進歩すべき。私は、両政党が生物燃料やエタノールの研究や投資を支持することを望む。砂糖には白砂糖として使う以外にも使い道があり、これはオーストラリアの地方にとって大きな利益となる。ブラジルではエタノール燃料車が製造されており、私たちも見習うべき。私がカッター議員に賛同していると知ったら、人々は私の気が狂ったと思うだろう。しかし、エタノールに関しては、カッター議員は正しい」と述べた。

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