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キューバの墜落機に豪人2人も搭乗

【ブリスベン6日AAP】   キューバで4日、アエロカリビアン航空機が墜落した事故で、搭乗者の中にオーストラリア人女性2人が含まれていたことが明らかになった。搭乗者68人全員が死亡したとみられている。

墜落機はサンティアゴ・デクーバからハバナに向かっていた途中、ハバナから東へ400キロのサンクティ・スピリトゥス地域の山中に墜落した。これまでに9人の遺体が回収されてハバナに輸送されたが、犠牲者全員の遺体回収には少なくともあと3日はかかる見込み。豪外務貿易省(DFAT)によれば、在メキシコ豪領事館員がすでにハバナ入りしており、オーストラリア人女性2人の身元確認と遺族への支援にあたるという。キューバ国営メディアは、犠牲者の中にはオーストラリア人以外にも、ヨーロッパ人8人、アルゼンチン人9人、メキシコ人7人、ベネズエラ人1人、日本人1人などの複数の外国人が含まれていたと報じている。墜落現場ではブラックボックスとボイスレコーダーが回収されており、本格的な事故捜査が開始されている。

墜落機はATR72-212型の双発プロペラ機で、フランス系イタリア企業のATR社によって製造されたものだった。

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