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VB便の乗客が危険な行動

【パース21日AAP】   バリ発メルボルン行きのヴァージン・ブルー便が21日、乗務員の指示に従わない乗客の男(40)が原因で、ブルーム空港への着陸を余儀なくされていたことがわかった。乗客148名は空港で数時間足止めされた。

乗客のケイティー・ペインさんによると、この便に乗っていた刑務官2人の助けもあり、乗務員は男に手錠をかけ、機体の後方に男を連れて行ったという。「男はますます攻撃的になり、パイロットと乗務員はほかの乗客の安全を懸念していた。この異常な緊迫した状況の中、乗務員は私たちを落ち着かせようとしていた」とペインさん。

ヴァージン・ブルー航空のスポークスマン、トンプソン氏は、乗務員の指示や要求に従わなかったため、男に手錠をかけたと説明した。ブルーム警察は、メルボルン在住の男は乗客を脅していたわけではないが、男の奇怪な行動が乗客や乗務員を不安にさせたと話した。また、男は精神障害を患っており、現在病院に入院している。今後、治療のためにパースへ移送される予定。男は薬物を摂取しておらず、逮捕されることはないという。

 

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