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ディック・スミス 食品部門も廃止へ

【シドニー26日AAP】  家電量販店ディック・スミスの創設者で実業家のディック・スミス氏は26日、傘下の食品部門を廃止することを正式に発表した。

 

スミス氏は、自身の名前をブランド名として掲げている食品部門の廃止について、国内で急激に市場拡大を進める、小売りチェーンのアルディによる影響が少なからずあると説明した。

 

ディック・スミスの食品部門は総売上高が4億8,000万ドルに達し、19年間の歴史に幕を下ろすこととなる。74歳のスミス氏は「現在のところ、食品部門はまだ利益を上げているが、2年以内にそうでなくなることは明白」と涙ながらに語り、無念さをにじませた。

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