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NSWで不法労働者20人を逮捕

【シドニー22日AAP】   移民省は、NSW州のリベリナ地区の住民からの秘密情報を受け、20人の不法労働者を検挙した。全員が中国国籍で現在勾留されているが、強制送還される見込みだ。

住民からの情報を受けた同省の監視官と警察官は21日、グリフィスの数か所の住宅地で聞き取り調査を実施した。その結果、有効なビザを所持していない数人を発見。また多数の車を停めての聞き取り調査も行ったところ、さらに多くの不法滞在者を発見した。

逮捕された20人のうち、8人が男性で12人が女性だが、全員が中国国籍。全員ともシドニーのビラウッド移民勾留所に送還された後、国外退去命令を受ける予定。

一方、ボーウェン移民相は21日、不正労働者と知りながら雇用する雇用主に対し、労働者1人当たり1万ドルの罰金を課すと発表した。不法滞在者についての情報を持っている人は、移民相に連絡するよう求められている(電話:1800 009 623)。

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