生活

瀕死状態で救出のオットセイ初披露

【シドニー18日AAP】   シドニー南部の海岸で瀕死の状態でいるのを発見されたオットセイが、シドニー市内にあるタロンガ動物園で治療を受けている。徐々に回復しているものの、他の動物たちと仲良くできるようになるには時間がかかりそうだという。

「フランクリン」と名付けられたこのオットセイは希少種の「ナンキョクオットセイ」で生後18カ月とみられている。南極で発生した大嵐で流されてしまったものとみられており、発見当時は非常に痩せていて頭を上げることすらできなかった。トレーナーによると、徐々に食事を与えながら回復をみせているという。

フランクリンは、治療を受け始めてから他の動物と接触する機会がなかったためか、現在でも攻撃的な態度を見せることがあるが、動物たちがフランクリンに距離を置きつつもソーシャル・スキルを育てているという。同動物園にはフランクリンの他にも、サメに襲われリハビリを受けた2頭のニュージーランド・オットセイがいる。

この記事をシェアする

その他のオーストラリアニュース記事はこちら

一般

9歳少年がサメに襲われる NSW

【NSW11日】   NSW州南部沿岸部でサーフィンをしていた9歳の少年がサメの襲撃を受けた。サーフボードは粉々に割れ、ウエット…

国際

豪もパレスチナを国家承認か

【ACT11日】   パレスチナ地区ガザで民間人の犠牲者が増える中、条件付きでパレスチナを国家として承認する声が上がっており…

生活

運転免許試験に2か月待ち NSW

【NSW18日】   NSW州で運転免許試験の需要が高まっている。初心者用のラーナー(L)免許保持者は、本試験を受けるのに最長2…